メインの治療




1)インプラント治療

これまで、歯を失ってうまく食事ができない患者様に対し、ブリッジや部分義歯を作成して噛めるようにしてきました。歯の欠損による食事や会話の障害を改善するだけであれば、ブリッジや部分義歯でも十分対応可能です。

しかし、歯が少なくなると、残っている歯に大きな負担がかかり、ひいては歯の寿命を縮めてしまい、結局は総義歯になってしまうといわれています。

統計では、残っている歯の本数が23本より少なくなると、急激に歯を失う傾向になることが分かっています。

総義歯を使うことになったとしても、うまく合えば問題なく食事はできるのですが、多くの患者様は義歯になかなか慣れなかったり、痛みがあると義歯をつけることができずに食事ができなくなってしまわれるようです。 やはり、できるだけ自分の歯で食事ができるのが一番だと思います。

当院では、残っている自分の歯を長く保つために、現在一番効果的な治療法として、インプラント治療を位置づけています。 インプラント治療では、手術と治療費及び治療期間の問題がありますが、自分の歯を大切にしたいと考えていらっしゃる患者様にとって、それらの問題を補って余りある効果が得られると確信しています。 現在では、技術の進歩(PRP や暫間インプラント、即時負荷の概念など)で治療期間が短くできるようになってきています。 治療費に関しては、手術を安全に、確実に成功させるために見えないところにコスト(経費)がかかるために、安易に安くすることはできませんが、全国的に見て比較的安く抑えるようにしています。 また、手術に際しての不安に対して、静脈内鎮静法を用いて、安全に安心して治療を受けられるようにしています。

一人でも多くの方に、自分の歯で食事をおいしく食べて頂き、会話も不自由なく楽しんで頂き、充実した生活を送っていただければと願っています。